2007年2月12日 (月)

変わらなきゃ

時々、今のままじゃぁいかんなと思う。

もっとスリムにならなきゃ、仕事がもっとデキル女にならなきゃ、キレイにならなきゃ、運動しなきゃ、だらだら毎日過ごすのはもう止めなきゃ…。次から次へと「しなきゃ」があふれてくる。

私が、「変わらなきゃ宣言」を発表し始めたのは、いつ頃からだったか。何年か前に、「今年は変わります!」と誰かに宣言してから、簡単に宣言するようになってしまった。

何かを指摘されると、「私変わりますから」と思わず言ってしまう。運動した方がいいと言われれば、「明日からウォーキングします」と答え、休みの日でも昼まで寝ているのはよくないと言われれば、「頑張って早起きします」と宣言する。でも、結局何も変わらずに終わる。

もうそろそろ、こんなカルイ宣言をするのは卒業しなければいけない。

そこで、絶対に守れる、簡単な決意をひとつ。まずは職場の上司から言われた、「きちんと化粧をすれば美人なはず」という言葉を信じて、化粧に挑戦してみよう。これまでも毎日フルメイクしていたのだが、「目力」が足りないらしい。

メイク教室にでも通おうかと思っていたとき、友人に「まつげが短いから、つけまつげでもつけたら?」というアドバイスをもらった。

つけまつげなんて、ゲーノージンっぽいじゃん。そんなだいそれたこと私がやるのか?なんて思いつつ、ものは試しとドラッグストアへ出かけた。

口紅、ファンデーション、化粧水…。馴染みのある商品が並んでいる。おや、シャンプーが安売りになっている。いやいや、今日はシャンプーが目的ではない。それにしても、まつげはどこにあるのだろう。あまり需要はなさそうなので、隅の方にでも置いてあるのだろうなと思っていたら、かなり目立つところにあった。

たくさんある。かわいらしいパッケージで、子供のおもちゃのようだ。

長い、短いだけでなく、「パーティーにはコレ!」とか、「印象に残る」といったコピーがあふれていた。種類がたくさんありすぎて、何を選べばいいのか分からない。まっすぐに伸びているものや、交差してより濃く見えるもの、さらにはまつげに何かついていて、キラキラ光っているものまである。まぶたとの接着部分が太い、細いによって、効果が異なるらしい。

何がいいのかさっぱり分からないので、「ナチュラル」と書いてある中から、一番安いものを選んだ。

店員に「こんなの買うんだ」と思われやしないか緊張しながら会計を済ませる。

家について、説明書きを熟読した。

「専用のりを接着部分につけて、自分のまつげの1ミリ上にくっつける」

簡単そうに書いてあるが、不器用な私は、手が震えてしまい、うまくつけられない。髪にのりがついてしまったり、不用意にまばたきをしてしまい、妙な場所にまつげがついてしまう。まるでフクワライの失敗作のようだ。

なんとかまつげをつけてみると、違和感がない。まぶたにのりがついているせいか、二重まぶたになって、一石二鳥だ。

それから、毎日つけるようになった。まだつけはじめて十日くらいだが、知り合いには好評である。たったこれだけのことなのに、少し「変わった」気がする。

最近は、少し早く起きるようになった。鏡を見る回数が増えた。さすがにまだ、「美人になった」とは言われないが、これから美人になる可能性はあるはずだ。

次は何に挑戦しようか。「美人だね」と言われるようになったら、考えようかな。

  文化教室にて テーマ:私のちょっとした冒険 より

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